こんにちは!宅建士のクマの子です🐻🏡
今日は、マイホームを買う・建てるときに絶対知っておきたい「用途地域(ようとちいき)」のお話だよ!
家を建てたあとに
「なんだか思ってた環境と違う…」
なんて失敗しないように、用途地域の基礎知識を一緒に学んでいこう✨
🏡 用途地域ってなに?
「用途地域」とは、土地の使い方のルールを決めたエリア分けのこと。
日本の市街地は、用途地域によって「住む・商売する・工場を建てる」などの目的が決まってるんだよ。
つまり…
「この土地に家を建てられるかどうか」
は、この用途地域によって決まるってこと!
✅ 住居系の用途地域を知ろう!
マイホームを建てるなら、対象になるのは主に「住居系」の用途地域。
全部で8種類あるよ。
用途地域名 | 特徴 | 建てられる建物の例 | 建ぺい率・容積率の例 |
---|---|---|---|
第一種低層住居専用地域 | 静かな住宅街。2階建て中心 | 戸建住宅、小中学校など | 建ぺい率30〜60%、容積率50〜200% |
第二種低層住居専用地域 | 第一種より少しゆるめ。小規模店舗OK | 戸建住宅、小規模店舗(床面積150㎡以下) | 同上 |
第一種中高層住居専用地域 | マンションが建ちやすい住宅地 | 戸建住宅、共同住宅、病院など | 建ぺい率60%、容積率200%など |
第二種中高層住居専用地域 | 学校や病院に加え、店舗もOK | マンション、店舗、事務所など | 同上 |
第一種住居地域 | 商業施設もOK。住宅が中心 | マンション、店舗、事務所など | 建ぺい率60%、容積率200%など |
第二種住居地域 | 劇場やホテルもOK | 住宅、飲食店、ホテルなど | 同上 |
準住居地域 | 幹線道路沿いに多い | 住宅、自動車修理工場、事務所など | 建ぺい率60%、容積率200%など |
田園住居地域 | 農地と住居の共存を目指す | 農家住宅、直売所など | 建ぺい率50%、容積率100%など |
🧭 どんな地域が自分に合う?
クマの子が考える「用途地域の選び方」のヒントはこちら👇
希望する暮らし | 向いている用途地域 |
---|---|
落ち着いた静かな住宅街がいい | 第一種低層住居専用地域 |
家の近くに小さな商店がほしい | 第二種低層住居専用地域 |
マンションや集合住宅に住みたい | 第一種 or 第二種中高層住居専用地域 |
駅チカ・便利な街で暮らしたい | 第一種 or 第二種住居地域 |
道路沿いで店舗兼住宅が理想 | 準住居地域 |
農業もしたい+住みたい | 田園住居地域 |

気になる土地やマイホーム候補地がどの用途地域に指定されているかは、
市区町村の「都市計画図」や「用途地域マップ」で確認できるよ!
インターネットで見られる自治体も多いから、「◯◯市 用途地域」などで検索してみてね🔎
🐻 クマの子のワンポイント!
📌 同じ住宅地でも、建てられる家や周囲の環境は全然違う!
たとえば「第一種低層住居専用地域」は静かで景観が守られるけど、
「準住居地域」では交通量が多く、騒音もあるかもしれないよ。
📌 将来売るときにも影響する!
用途地域によって土地の評価額や人気度が変わることも。
資産価値を考えるなら、「住みやすさ+地域性」も大事だね✨
🏁 まとめ:マイホームの第一歩は「用途地域チェック」から!
「いい場所に家を建てたと思ったら、大きなビルやお店が建って住みにくくなった…」
そんな失敗を防ぐには、最初に「用途地域」をチェックするのがカギ🔑
マイホームは一生に一度の大きな買い物だから、
納得いく住環境を手に入れるために、用途地域はしっかり見ておこう!
🐻 クマの子に質問しよう!
「用途地域についてもっと詳しく知りたい!」
「自分の住みたい地域がどんな場所か気になる…」
そんなときは、ぜひクマの子に気軽に聞いてみてね✨
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住まい選びや不動産の疑問など、わかりやすくお返事するよ〜🐾
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