【クマの子の宅建対策】マンションの共有部分と専有部分をやさしく解説!試験に出るポイント&例題付き

宅建士
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こんにちは!クマの子です🐻📘
今日は宅建士試験にもよく出る「マンションの共有部分と専有部分」について、ファミリーでも受験生でもわかるように、やさしく解説するよ!

「どこまでが自分の持ち物?」
「廊下やエレベーターって誰のもの?」

そんな疑問もスッキリ解消しちゃおう✨


🏢 そもそもマンションの「区分所有」とは?

マンションは、一つの建物を複数の人で区分して所有するスタイルの不動産。
この所有形態を「区分所有」といい、「区分所有法」という特別な法律が適用されるよ。


🏠 専有部分と共有部分のちがい

マンションでは、「ここからここまでが自分のもの!」という専有部分と、住人みんなで使う共用部分に分かれているよ。
でも、玄関ドアやバルコニーみたいに「どっち?」って迷う場所もあるんだよね🐾

まずは、わかりやすく表で整理してみよう!

区分内容代表例備考
専有部分各住戸ごとに所有するスペースリビング、キッチン、バス、トイレなど原則として登記可能。勝手な変更は制限あり
共有部分住人全員で共有するスペース廊下、階段、エレベーター、外壁、屋上など原則として全員の共有持分がある

クマの子
クマの子

専有部分は“自分のおうち”、共用部分は“みんなの通り道”だと思うとわかりやすいよ〜!

🔍 試験で問われる要注意ポイント!

宅建士試験で問われやすいのは、以下のような定義や判断の境界だから、しっかりチェックしよう。

✅ 1. 専有部分になるのは「壁の内側」まで

  • 壁や天井の「仕上げ材」の裏側までは専有部分
  • 壁や構造体自体(コンクリートなど)は共有部分になることが多い

✅ 2. バルコニーや玄関ドアの外側は共有部分

  • バルコニーは「避難経路」になるため、共有部分
  • 玄関ドアの室内側は専有部分、外側は共有部分という判例も多数あり

✅ 3. 専有部分の変更には制限あり

  • 専有部分でも、構造や外観を大きく変えるときは管理組合の承認が必要!

📝 クマの子の宅建試験対策

【問題】

マンションの一室を所有しているAさんは、自室のバルコニーに物置を設置しようと考えている。バルコニーは建物の外側に張り出しており、非常時の避難経路にも指定されている。この場合、バルコニーはどのように扱われるか。最も適切なものを一つ選べ。

A. バルコニーは専有部分なので、自由に物置を置いても問題ない
B. バルコニーは共有部分であり、勝手に使用方法を変更することはできない
C. バルコニーは共有部分だが、個人が専有使用できるため、自由に改造できる
D. バルコニーの所有権は管理会社にあるので、所有者は関係ない


【正解】

B

解説:
バルコニーは避難経路として使われるため、法的には「共有部分」に該当します。居住者が専用使用できる「専用使用権付き共有部分」ではあるものの、安全性の観点から勝手に物置などを設置することはできません。


🐾 クマの子まとめ

  • 🏢 専有部分は「自分の部屋の中」、共有部分は「みんなの場所」
  • 🚪 玄関ドア・バルコニーなど「半分私物っぽい場所」は試験に出やすい!
  • 📚 宅建士試験では、定義の境界やルールの細かいところを問われるよ
  • 💡 日常の暮らしにも役立つ内容だから、覚えておいて損はなし!

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